——「灌水施肥制御装置」にはどのようなものがあるのですか。
土壌水分を水分センサーで感知し太陽発電でシステムを駆動させる"水やり当番"や"ガーデンシャワー"のほか、手軽に植物栽培ができる"小庭ちゃん"、オフィスや玄関向き四季の花飾りスタンド"ヴィバルディ"、室内でワサビ栽培が楽しめる"Myワサビ"などを製品化しました。これらは家庭菜園向けの小型の製品で、旅行などで留守になる家庭向けにネット通販で販売しています。一方、農業試験場やJAと共同で、トマト、菊、メロン、キュウリなどの施設園芸に使う大型のシステム「ときめき」も開発しました。こちらは、300〜600坪のビニールハウスで利用できる本格的なものです。
——これまでの販売実績を教えてください。
「ときめき」はこれまでに20台納品しました。小売価格は23万円なので、まだ大きな売り上げにはなっていませんが、これを使うことにより、水やりの作業時間が従来の20分の1に削減できるだけでなく、農作物の良品率も10%アップしたという実証実験の結果も出ており、生産性向上という面で農業に貢献できる有望な商品と考えています。