CO2削減が義務化されるなど事業に追い風が吹いているのを感じます。2007年度のNBK大賞企業部門省エネルギービジネス賞を受賞し、今年に入って海外から「売ってくれ」とか「一緒に販売しよう」といった打診が入るようになりました。しかしスタッフが4人しかいないので手が回らず、販売力の充実が最大の課題です。現在の年商は2000万円弱ぐらい。近いうちに工業分野でメーカーに採用されることがほぼ決まっています。
——ところで、起業して義憤を感じておられることがあるそうですね。
どんな事業でも軌道に乗るまでに10年はかかる。同級生は皆退職してゴルフや海外旅行で楽しく遊んでいるのに、収入がないから余計な税金は払わなくて済む。僕は休みなく働き、名目だけの収入をもう一度会社へ放り込んで働いているのに、税金だけはたくさん取られる。日本が技術立国というなら、世の中に必要なことをしている会社だと認めたところに、もう少し税制上の優遇措置をして欲しいと思うことがしばしばありますよ。