起業マニュアル
起業仲間と出会う方法
起業仲間と出会うには、直接会ったり、インターネットを活用したりと、いくつかの方法があります。一番手早く実行に移せるのが、親族、友人、・知人への打診する方法や知り合いからの紹介などです。どのような方法もメリット、デメリットがありますので、一つの方法に固定せず、色々な方法でアプローチしていくことが大切です。
アプローチ方法
起業仲間と出会う具体的なアプローチ方法には以下があります。
1.親族、友人・知人への打診
親族、友人・知人へ打診する方法です。親族、友人・知人であれば、お互いの人となりも知っていて、基本的な信頼関係も構築されていることから、事業スタートに向けてスムーズな展開が期待できます。
(1)メリット
- 既に信頼関係が構築されている
- お互いの人となりを知っている
(2)デメリット
- 事業とプライベートの切り分け難しい
2.セミナーや勉強会への参加
起業セミナーや勉強会に参加する方法です。民間の会社が主催するセミナーのほか、行政や全国の商工会議所、商工会等で開催されています。一テーマで、数回のプログラムのものもありますので、開催期間中に他の参加者を深く知るチャンスでもあります。
(1)メリット
- 意識の高い人材を探せる
- 打診をする前に、相手のことを知ることができる
(2)デメリット
- 参加費用や手続きが必要(無料のものもあり)
3.知り合いからの紹介
親族や友人、あるいは以前に勤務していた会社の同僚などに紹介をお願いする方法です。紹介者の顔が見えていることから、信用できる人物を紹介してもらえる可能性が高いといえます。
(1)メリット
- 信用できる人の紹介を期待できる
- 自分に合っていそうな人の紹介が期待できる
(2)デメリット
- 紹介者の手前、期待通りでない場合でも断りづらい
4.インターネットの活用
SNSやインターネットの掲示板などを活用する方法です。インターネット上のコミュニケーションだけでは、こちらも相手のことをなかなかわからないですし、相手もこちらのことを簡単に信用されないことも多いです。そのため、最適な仲間との出会いには時間を要することも考えられますので、他の方法と合わせて実施するとよいでしょう。
(1)メリット
- お金をかけずに多くの人に情報を発信できる
(2)デメリット
- 相手のことを知るのに時間を要する
- 信用されるまで、時間を要する
5.異業種交流会の参加
起業家の交流会や名刺交換会に参加する方法です。民間の会社や全国の商工会議所や商工会といった支援機関などでも実施されています。
直接的に起業仲間を探すというより、人脈を広げるつもりで、参加されるとよいでしょう。名刺交換だけではなく、チラシやパンフレットを添えて、自分の情報を発信するのもおすすめです。交流会の後にSNSで繋がって、関係性を深めてから、起業仲間への打診や紹介を依頼する方法もあります。
(1)メリット
- 幅広く人脈を広げられる可能性がある
(2)デメリット
- 起業仲間に出会えるまでに時間が掛かる
いかがでしょうか?長く苦労と喜びを共にする起業仲間と出会うのはなかなか難しいことです。ひとつの方法に固執せずに、いろいろな方法を試したり、方法を合わせて工夫をしたりしてください。