支援

「サイバーインシデント演習in名古屋」1月開催:東海総合通信局など

2024年 1月 10日

東海総合通信局は1月24日、中部経済産業局との共催で「サイバーインシデント演習in名古屋」を名古屋市中村区のオフィスパーク名駅プレミアムホール&会議室で開催する。サイバー攻撃への備えとして、疑似的なインシデント発生時の対応手順を体験し、組織内の基本方針やルールなどを考えてもらう。

世界的にサイバー攻撃を起因としたセキュリティインシデントが増加し、攻撃対象は大企業にとどまらず、中小企業が標的となる事案も目立っている。東海地方にはサプライチェーンの最前線を担う中小企業が多く集まるため、セキュリティインシデントが発生した場合、多くの取引先や関連企業にも被害が及ぶことが懸念される。このため、今回の演習では、中小企業・団体の経営層やセキュリティ責任者等を対象に実施する。

第1部では、「サイバー攻撃の情勢及び対応策について」をテーマにインシデント事例などを紹介しながら、サイバー攻撃による被害拡大を最小限にとどめるインシデント対応の流れを解説する。第2部では、第1部の内容を踏まえ、参加者によるグループワークを実施。机上演習として疑似的なインシデント対応を体験し、インシデント発生から対応の検討・評価までのサイクルを参加者が互いにディスカッションと意思決定をしながら進めていく。

定員は40人。申し込み期限は1月16日。定員になり次第、受け付けを終了する。参加費は無料。