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経産大臣賞など28社・団体に贈賞:日本でいちばん大切にしたい会社大賞

2022年 3月 18日

授賞式後に全員で記念撮影
授賞式後に全員で記念撮影
経産大臣賞を受賞したオタフクホールディングスの佐々木社長(写真右)
経産大臣賞を受賞したオタフクホールディングスの佐々木社長(写真右)

人を大切にする経営学会(坂本光司会長)などは3月18日、東京都千代田区の私学会館(アルカディア市ヶ谷)で第12回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞(経済産業省、厚生労働省、中小機構など後援)の授賞式を開催した。経済産業大臣賞を受賞したオタフクホールディングス(広島市西区、ソース製造販売)の佐々木茂喜社長をはじめ、計28社・団体の代表者が表彰状と記念盾を受け取った。

厚生労働大臣賞は障碍社(東京都町田市、障害福祉サービス)の安藤信哉代表取締役、地方創生大臣賞は鹿児島きもつき農業協同組合(鹿児島県鹿屋市)の下小野田寛代表理事組合長、中小企業庁長官賞は東海バネ工業(大阪市西区、金属バネ製造)の夏目直一代表取締役、中小企業基盤整備機構理事長賞はカワトT.P.C.(山口県岩国市、住宅関連給水給湯プレハブ配管品製作)の川戸俊彦代表取締役が受賞した。

あいさつする豊永理事長
あいさつする豊永理事長

来賓として出席した中小機構の豊永厚志理事長は「コロナや原油・資材の高騰、ウクライナ情勢など課題は山積しているが、やはり最後は人だなと感じる。従業員・取引先と一体となって取り組んでいただき、日本を元気にしてほしい」と激励した。また審査委員長でもある坂本会長は審査の経緯と結果を発表し、「受賞者は皆、極めて厳しい審査基準をクリアしており、こうした企業が益々増えることを期待している」と述べた。

今回は過去最多の168件の応募があり、現地調査を含む3次審査を経て、合計28社・団体を選んだ。授賞式は新型コロナウイルス感染症への対応から、規模を大幅に縮小し、受賞企業代表者と審査委員のみで実施した。

そのほかの受賞企業は次の通り。

【審査委員会特別賞】
英田エンジニアリング(岡山県)、岩塚製菓(新潟県)、ガスパルグループ(東京都)、カムラック(福岡県)、協栄金属工業(島根県)、グッディーホーム(東京都)、サンゲツ(愛知県)、新興ウオターマネージメント工業(千葉県)、大興電子通信(東京都)、大成(埼玉県)、タニサケ(岐阜県)、テレトピア(山口県)、トップ保険サービス(福岡県)、パルス電子(新潟県)、村田ボーリング技研(静岡県)、柳川合同(福岡県)、吉泉産業(大阪府)、リボン食品(大阪府)、ワイズ・インフィニティ(東京都)
【実行委員会特別賞】
オムロン太陽(大分県)、西部ガス絆結(福岡県)、パナソニック吉備(岡山県)、学校法人柳心学園(鳥取県)