第3話 アフロ、海外へ

海外進出を決意したアフロは単身手こぎボートで海外に乗り込む。しかしそこは想像を絶する修羅の国。厳つい現地人は「国内デハ通用シタカモシレンガコノ国デハ一切通用シナイ」とアフロを挑発する。が、日本語しか理解できないアフロは何を言われたのかわからない。言葉の壁を前に初めて海外に進出する恐ろしさを知るアフロだった…!

伝え聞いた情報ではなく、ご自身の目で海外を見て、自分ごととして海外を考えられるようになるとモチベーションアップに繋がります。まずは海外に赴き、現地の熱を肌で感じでみましょう。今後触れる海外ビジネス情報の見方も違ってきますし、今後出会う方々との会話にも活用することが出来ます。現地でチェックするポイントを事前にその国のプロに相談してみるのもいいですね!なお、手漕ぎボートでの入国は大変危険ですのでやめましょう。

【SWBS支援者コラム】
百聞は一見にしかず

飛行機運賃はますます安くなり海外に行く敷居は低くなっています。ビザ免除国も多く、視察ツアーやアレンジ会社を利用して現地を訪問しやすくなりました。「貧しいイメージが強かったが豊かになっていて驚いた」「日本との違いから儲かりそうなアイデアが出る」「右肩上がりで活気がある。日本に帰ると静かに感じる」など、生情報の密度は日本で得られる情報とは比べものになりません。思い立ったらタイミングを逃さないことが大事です。

でも、すぐに決めるのは危険

一方、たまたま出会った出来事に流され、「重要なことを気軽に決めてしまう」例もあります。

  • 値上がりするだろうと工業団地の土地を数億円で買う
  • 出会った日本語人材を雇ったが、業界経験が足りず何も進まない

投資が損失や長期塩漬となり将来の足かせとなります。少ない情報での「思い込み」が原因です。経営者は「こういう場合はこう」と素早く判断する癖が付いています。しかし海外でも直感を信じていいとは限りません。

慣れない国で思いもよらない失敗を避けるためには、ステップバックして全体を見ること。一定時間は広く情報・助言を求める。そして、およその肝を押さえたところで、しっかりした決断を急ぐべきでしょう。

コラム執筆者

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