市場調査データ
雑貨店
2020年 4月 17日
雑貨店とは、インテリアやファッションを意識した生活雑貨を扱う店がよくイメージされ、「ロフト」、「東急ハンズ」、「無印良品」など様々なブランドが展開されている。雑貨店を開業した場合は自分で商品をセレクトし、自分でお店の雰囲気を作っていくことが重要といえる。以下では、雑貨店について、消費者の利用状況や利用意向をアンケート結果を基に探っていく。
1. 現在の利用状況
現在の利用状況を見ると、「ほぼ毎日」~「2~3カ月に1回」を合算した「利用率」は、全体で39%、男性31%、女性47%であり、女性の利用率の方が高い(表1、図1)。
年代別・男女別でみて比較的利用率が高いのは、50代女性(52%)、30代女性(51%)、そして20代女性(50%)である。
表1 現在の利用状況
(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
図1 現在の利用状況
1回あたりの利用金額に関しては、利用者層全体でみると「1,000円~1,999円」の利用が37%と最も多く、次いで「500円~999円(28%)」での利用が多い(図2)。全体で、「1,000円~1,999円」が1回あたり利用金額の相場であろうと推定される。
図2 1回あたりの利用金額(「利用したことがない」回答者を除く)
2. 今後の利用意向
今後「ぜひ利用したい」と「どちらかといえば利用したい」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で43%、男性27%、女性60%であり、女性の利用意向の方が高い(表2、図3)。
一方、雑貨店の利用に否定的な意向を持たない人の比率(消極的利用意向を持つ人の比率)は、全体で73%、男性63%、女性83%であり、こちらも女性の利用意向の方が高い。
年代別・男女別にみると、積極的利用意向は30代女性、消極的利用意向は50代女性が高いという傾向がみられる。
表2 今後の利用意向
(注:小数点未満を四捨五入しているため、表中の数値の合計は必ずしも合計該当欄の値に一致しない。)
図3 今後の利用意向
雑貨店を利用したことが無い方が、利用したいと思う金額は、全体で「300円未満」が60%と最も多く、次いで「500円~999円(18%)」の回答が多い(図4)。
図4 利用したい金額(「利用したことがない」回答者のみ)
(本シリーズのレポートは独自のアンケート調査の結果を基に作成しておりますが、その正確性・確実性を保証するものではありません。本資料のご利用に際しては、ご自身の判断にてなされますようお願い申し上げます。)
調査概要
- 調査期間:
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2019年6月14日~6月17日
- 調査対象:
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国内在住の20代~60代男女(有効回答数:1,000人)
- 調査方法:
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インターネットによるアンケート調査
最終内容確認日2019年6月