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スマートアイランド実証事業でオンラインせり市を開催：五島市
2022年 1月 12日
長崎県五島市は、高速・低遅延通信技術（エッジコンピューティング技術）を使用したオンラインせり市を1月13日に開催する。せりはJAごとう五島家畜市場（同市吉久木町）で行い、オンラインで映像配信する。同市が進めている「スマートアイランド構想」実現に向けた実証事業で、オンラインでの牛のせり市運用が可能かどうかを調査する。
スマートアイランドは、人口減少や少子高齢化による人手不足、移動手段の確保など、離島地域特有の課題を民間企業などが有する新技術（ドローン、IoTデバイス、AI、ロボットなど）の社会実装により解決する取り組み。同市では「スマートアイランドとしての望ましい未来」を目指すため、2030年頃を展望した「五島スマートアイランド構想」を策定し、構想に基づいた各種実証事業を行っている。
せりによる取引は現地の市場において行われることが一般的だが、離島では悪天候による交通機関の欠航などにより、島外の購買者が参加できない場合がある。そこで、遠隔地にいながら現地の映像や情報をリアルタイムで確認できる仕組みを構築し、オンラインせり市の実現可能性について調査することで、天候に左右されない取引機会の確保を目指す。
詳しくは五島市のプレスリリースへ。
