支援

バイオジェット燃料開発に補助金:環境省

2022年 8月 1日

環境省と日本有機資源協会は、バイオマスを用いたジェット燃料製造や廃油のリサイクルを実現する技術開発を支援する「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」の3次公募を始めた。実証事業に必要となる設備費、業務費などの費用について、2分の1(中小企業以外は3分の1)を上限に補助する。公募期間は8月30日まで。8月2日15時30分~17時30分にオンラインで公募説明会を開く。

事業は2種類あり、このうち「廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業」は、廃食用油・非食用米・古紙などを用いてバイオジェット燃料を製造し、化石資源由来のジェット燃料の代替を促進するのが目的。一方、「廃油のリサイクルプロセス構築・省CO2化実証事業」は、現状ではリサイクルが進んでいない廃油(廃溶剤、廃潤滑油など)をリサイクルするための技術的な課題を解決するための実証事業。

詳しくは環境省と日本有機資源協会のホームページへ。