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【中小企業の日特集】 ICT導入で生産性向上と社員の処遇改善の好循環築く：株式会社沼田建設
2023年 7月 31日
原油・原材料高、円安、気候変動など、激変する外部環境。そのような環境の中でも活躍する企業からヒントを得るため、J-Net21では、中小企業庁ならびに経済産業局の協力のもと、「激変する時代を乗り越える中小企業」を7月20日の中小企業の日にあわせて紹介している。
株式会社沼田建設（愛媛県上浮穴郡久万高原町）は、公共土木工事の受注が事業の大半を占める。仕事は丁寧だが、施工に時間がかかり、利益率低下に悩まされてきた。沼田真禎社長は社長就任時に、会社の事業を過去にさかのぼって検証し、自社の強みや弱みを分析し、新卒採用とICT導入による生産性向上に取り組んだ。建設業界では珍しい完全週休二日制を達成し、給与や賞与も毎年引き上げるなど、生産性向上を社員の給与に反映させる好循環を導き出している。今後施工工事の完全ICT化に挑戦するなど、さらなる生産性向上に取り組んでいる。
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