調査

「ウイルス検出の偽警告」に関する相談が最多 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況:IPA

2024年 10月 24日

情報処理推進機構(IPA)は、2024年第3四半期(7月~9月)の情報セキュリティ安心相談窓口への相談状況を公表した。最も相談件数が多かったのは「ウイルス検出の偽警告」で、「不正ログイン」が続いた。

今期の相談対応件数は2804件(前期比25.4%減、前年同期比29.7%増)だった。主な手口別相談件数は「ウイルス検出の偽警告」が835件(構成比29.8%)と最も多く、続いて「不正ログイン」が113件(同4.0%)、「暗号資産(仮想通貨)で金銭を要求する迷惑メール」が37件(同1.3%)などだった。

「ウイルス検出の偽警告」に関しては、ウェブサイトに掲載される広告枠に、「次へ」「続く」などとだけ書かれた偽警告に誘導するためのリンクボタンが確認されている。広告ではなく次のページへ移るためのボタンのように見える場合がある。また、検索結果に連動して表示される広告として、本物のサービスを装った偽の広告が表示されるケースも確認されているという。

詳細はIPAのホームページまで。

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