懸賞金活用型プログラム「空港の未開拓領域に挑め」公募

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「NEDO懸賞金活用型プログラム」の新たなテーマ「NEDO Challenge, Baggage-Loading Robot~空港の未開拓領域に挑め~」の公募を開始した。空港グランドハンドリングにおける手荷物の積み付け作業の生産性向上につながる3つのテーマを設定し、コンテストを実施する。

手荷物積付作業は、空港グランドハンドリングの中でも多様な手荷物を限られた空間で取り扱う必要があることから、これまで本格的な自動化が進んでいない「未開拓領域」となっている。コンテストを通じて慢性的な人手不足の解消や作業負荷改善につながるシーズをいち早く発掘する。特定の空港設備やシステムとの連携を前提としないため、スタートアップや研究機関、企業、個人など幅広い挑戦者の参加が可能となっている。

募集テーマは、「手荷物識別」「積付アルゴリズム(予定)」「積付ロボット」。

「手荷物識別」は、下流の積付工程につながる「実運用で使われる識別技術」の創出を目指し、多様な手荷物の類型、寸法、素材などを効率よく把握するための「手荷物識別装置」の開発案件を募集する。公募の締め切りは5月15日。懸賞金総額は1500万円。1位に1000万円、2位に400万円、3位に100万円。

「積付アルゴリズム(予定)」は、熟練作業者の経験に依存してきた積み付けの判断を、技術によって代替・支援することを目的とし、手荷物を航空コンテナに搭載する際の荷崩れを防ぐ積み付け方法や積付順を計算し、それを素早く適切に積付ロボットに指示する「積付アルゴリズム技術」の開発案件を募集する。6月ごろ公募を開始する予定。懸賞金総額は1500万円。1位に500万円、2位に400万円、3位に300万円、4位に200万円、5位に100万円を授与する。

いずれも2027年1月にコンテストを実施し、受賞者を決定する。

「積付ロボット」は、グランドハンドリング業務現場の空間制約も踏まえつつ、これまでの熟練作業者の積み付け技術を代替し、実現性の高い多様なロボットの開発を目的とし、多様な形状・素材の手荷物への対応能力や高い積み付け精度、低い積み付けエラー率やエラー発生時の対応能力をもった、新たな発想に基づく「積付ロボット」の開発案件を募集する。公募の期限は5月15日。

懸賞金総額は2億2000万円。ステージ1で上位6者に対し、一律1000万円(ステージ1を通過し、ステージ2への応募を確約する者。通過者が6者より少なければ6000万円を通過者数で按分する)。ステージ2では1位に8000万円、2位に5000万円、3位に3000万円を授与する。ステージ1の審査を2027年3月に実施。ステージ2のコンテストを2028年1月に実施する。

詳しくは、経産省のホームページへ。

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