支援

日本の食文化・食体験「商品」輸出化プロジェクト始動:農水省

2023年 5月 12日

農林水産省は、訪日外国人に帰国後も日本の食文化・食体験を楽しんでもらうため、越境EC(電子商取引)を通じて日本の食体験・食文化を伝える商品の輸出を支援するプロジェクトをスタートさせた。趣旨に賛同し、越境ECで販売したい地域の商品を広く募集している。応募期限は6月20日。

訪日中に食体験を楽しんだ外国人が帰国後も日本の食を再体験できる環境整備を図り、日本産農水産物・食品の輸出拡大につなげる「食かけるプロジェクト」の一環として実施される。

支援の対象となる商品は、地域の食文化・食体験を訴求できる商品(食品)で、国内で製造・加工された加工商品(飲料・酒類を含む)など。商品を製造・加工する事業者に輸出意欲を持っていることも条件となっている。

応募商品のうち、支援対象として輸出向けに磨き上げを行う商品を5~10点選定。専門家とともに磨き上げを行った上で、商品のプレゼンテーション、審査委員の審査・協議し、優秀商品を1~3点程度認定する。

認定された優秀商品は、プロジェクトのウェブサイトへの掲載のほか、越境ECでの販売に向けて外国語表記、輸出先国・地域の規制への対応、EC掲載手続き、越境ECへのテスト販売などを支援する。

詳しくは、農水省のホームページへ。