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大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」がつながる:日本国際博覧会協会

2024年 8月 26日

     スカイウォーク
     スカイウォーク

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場のシンボルで、世界最大級の木造建築物となる「大屋根リング」が、スカイウォークのスロープ部の設置を終えて木造建築部分が完成し、1周約2kmがひとつにつながった。

「大屋根リング」は、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏により構想された、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表した会場のシンボルとなる建築物で、2023年6月30日に組み立てを開始し、工事を進めてきた。完成時には世界最大級の木造建築物となる。

日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築しており、会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用される。また、大屋根リングの屋上からは会場全体を様々な場所から見渡すことができ、リングの外に目を向ければ、瀬戸内海の豊かな自然や夕陽を浴びた光景、大阪の街並みなど、海と空に囲まれた万博会場の魅力を楽しむことができる。

詳細は日本国際博覧会協会のホームページまで。