調査
令和5年外国人技能実習生の監督指導状況を公表:厚生労働省
2024年 8月 5日
厚生労働省は、全国の労働基準監督署等が令和5年に外国人技能実習生の実習実施者(技能実習生が在籍している事業場)に対して行った監督指導(立入調査)や送検等の状況について取りまとめた結果を公表した。
令和5年に全国の労働基準監督署等において、労働基準関係法令違反が疑われる実習実施者10,378事業場に対して監督指導を実施したところ、その73.3%に当たる7,602事業場で同法令違反が認められた。
主な違反事項は、(1)使用する機械等の安全基準(23.6%)、(2)割増賃金の支払(16.5%)、(3)健康診断結果についての医師等からの意見聴取(16.2%)の順に多かった。重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは27件。
詳細は厚生労働省のホームページまで。